出発前から懸念されていたのが台風だったんだけど、ついに3日目、台湾南部に台風が上陸したというニュースを横目に見つつ
・・3日目は朝からノスタルジー溢れる街、九扮へと出発。地元のニュースは特番を流しながら南部の惨状を伝えるものの、北部に位置する台北やその更にある九扮は天気こそ悪いものの、台風といった天気ではないのが救いだったり。雨は降っていたけれど、有名な【千と千尋の神隠し】で湯婆婆のお家のモデルとなった茶館を見てきたり。
赤がきいた、独特の色づかい。台湾の人たちは、本当に赤という色を縁起の良い色として好むみたいね。験を担いで大切に大切に、赤という色を使ってあるのがよくわかる。
こんにちわ、と猫にもご挨拶。何だかとっても凛々しいニャンコ。
大粒になる雨を避けながら朝ごはん、と食堂に入ってワンタン麺を注文する。観光地である九扮にあるので、観光客が多いお店なのかな?と思っていたけれど、どうやら違ったよう。台北市内でも、その他観光地でも、大体流暢な日本語で話しかけられるのだけれど、ここのお父さん、聞いている分には分かるけれど、口に出して言葉を伝えるのは出来ないよう。観光客なわたしたちが来店することを少し驚いた様子で迎えてくれたよ。
素朴で、何てない家庭の味みたいな気がする。きっと、このお父さんの家でも同じものを食べてるんだろうな、って思った。そういうのって、なんか嬉しい。日本でも家庭料理に近いおばんざいを出してくれるお店、結構好きなんだよね。
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