2011/11/23

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる♡

ここのところ気になっていた本を読んでいる。
石井好子さんの【巴里の空の下オムレツのにおいは流れる】というお料理エッセイ。
これが、素敵すぎる♥♡


長いヨーロッパ生活の中で食べた記憶の中のお料理、自分で作ってお友達や家族へふるまったお料理、そういった美味しそうなごちそうの数々を綴ったエッセイは、その辺に山積みになっている料理本なんかより、よっぽどわたしのモチベーションアップに繋がる♡

まず、出てくる言葉がすっごくいい。このエッセイの中にはお料理をするシーンがたくさん出てくるんだけど「くるくるっと巻いて」だとか「ベタベタになるまで」とかすっごく具体的、というか、そのお料理を作ってるときの感じがリアルに伝わってくる。読んでいて、わたしでも作れそうな気がする。(たまに;;笑)
お料理の本にありがちな「塩、適量」 適量って何?!みたいな。この「適量」ってわたしをすごく不安にさせるから。「水分をふくませてグチャッと」「ぱらっぱらっと」とか、そんな感じの方が、イメージしやすくて、わかりやすい。作っているときに、迷わない。


バターたっぷり卵もたくさんのオムレツ、オニオングラタンスープはグラティネって言うんだって!これはわたしの好物♡トマトのヘタ部分を切り落として、ひき肉を詰めて焼くスタッフドトマトも、美味しそうだ* ついつい食べてみたくなって、何度も食べた感じ、香り立つイメージを頭の中で描いたよ。


自分は食いしん坊なくせに、もっぱら食べる専門なのは、いつも一人分しか作ることがないからだと思う。なぁんてことを言ったら、どこかからクレームが飛んできそうだけれど。

最近のお料理モチベーションが上がっているのは、もっぱらこの本の影響。続編の【東京の空の下オムレツのにおいは流れる】 こちらもとってもとっても素晴らしい。書かれているのは50年以上前なのに、全然古くさくなくって、今目の前に大きなお皿にのせたごちそうが置かれたみたいにお腹のすくエッセイ。

お料理を軸に、石井さんの人生の流れが感じられたりして、ほろり せつない気持ちにさせられたり。きっと石井さんの人生は歌とごちそうと愛情で彩られたものだったんだろうな。

食はすなわち人生だもんね。どうせなら、美味しいもので自分をいっぱいにしたい。

明日はお休みだから、また何か作ってみようかな?try & errorだよね、料理でもなんでも、ね。

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
/石井好子
東京の空の下オムレツのにおいは流れる
/石井好子

2 件のコメント:

  1. まりちゃん、こんにちは。
    お知らせありがとう。さっそく遊びに着たよー♪
    まりちゃんもBlogspotでうれしいな。
    なかなか使いやすいよね。シンプルだし。

    この本、素敵みたいだね。
    タイトルもなんかいいね。
    お料理エッセイって私も好きだから気になる。
    でも、こういう料理ものの本って読むとお腹すくよね。
    よしながふみさんの「きのう、何食べた?」を最近何度も読み返してるんだけど、そのたびにお腹がすいて大変(笑)

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  2. >あすかちゃん
    来てくれてありがとう♡♡Blogspotなかなかいいね!
    確かにシンプル。
    前のamebloはずっと使ってたからちょっと惜しかったけれど
    何せゴチャゴチャしちゃって・・・
    後から色々サービスが追加されたからね。。。

    この本とても素敵で、あすかちゃんきっと大好きと思うよ♪
    料理上手なあすかちゃんだから、
    いろいろ作りたくなるんじゃないかな??

    確かにお腹・・・すくね;笑
    わたしも「きのう、何食べた?」も読みたいと
    思っているの!

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