2012/02/14

武器としての決断思考♡

コツコツ淡々と、読書は相変わらず続けています。一体いつ読んでるの?とよく友だちにも聞かれるけれど、朝晩の通勤が1時間半ずつ、3時間あるわたしは、この時間を読書やブログ更新や、ツイッターやFBを見るネットサーフィンの時間に費やしているので、結構まとまった時間はとれるんだ。

どんな本を選んでいるの?ともよく聞かれるけれど、これはもう、インスピレーション!と言うしかなくて。周囲で面白かったという情報を得たら、メモしてるし、大好きな本屋さんでぶらりとしているときの出合いも多い。わたしの中で【衝動買い出来る本屋さん】何カ所かあるんだけれど、そういうところで衝動買いしちゃうことも、結構あるかな?

この【武器としての決断思考】は先日、何気なく見ていたTVで紹介されてたんだっけ。その時には何気なく・・・そしてその後、例の【衝動買い出来る本屋さん】で再び出合って、これは今読むべきかな?って、なんとなく運命的なものを感じて、購入。

当たり前のことだけれど、自分の人生を決めるのは、他でもない自分であって。でもこれまでの自分自身を振り返ってみて、選んできた道って、必ずしも能動的な選択じゃなかったような気もするんだよね。

  • 部活は何をするか
  • 進学先をどこにするか
  • 就職先をどこにするか
  • 彼氏と別れるべきか
  • 仕事を続けるべきか・・・


なんとなく、なんとなく、その場の流れで、雰囲気を読んで選択してきてみたけれど、果たしてそれは自らが必死で考えて、それこそ必死で血を吐くような思いで掴みとった自分自身の決断と言えるのかな?

この【武器としての決断思考】ではもうそんな流された人生のままじゃ、いつの間にか気づいた時には苦しい生活を余儀なくされる、と言うんだ。何が正しいのか、なんて今この世の中ではわからないけれど、少なくともしっかりメリットとデメリットを検討したうえで、その時の最善の答えを、自ら決断すること。

じゃあ、どうやって決断したらいいの? っていう疑問がわいてくる。そこを詳しく教えてくれるのが、この本。日ごろあまり耳慣れない【ディベート】の手法をしっかりと頭に叩きこんで、何か決断をするときには自分の中でディベートをする。そうして、自分自身にとっての最善の決断を下していこう、と著者は講義してくれるんだ。

わかる、と できる、は違うんだけどね。読んだからと言って、じゃあ、今日から劇的に人生が変わるわけではないんだけれど。「読書は格闘技」と著者の瀧川さんも仰るとおり、目で追いながら、手を動かしつつ・・・例題について書き出してみたり。ところどころ、頭を悩ませながらも(頭使ってないのがバレバレだね。。)まず手法はわかった!笑 あとは実践あるのみ。コツコツとね。


そうそう。この本は京都大学の一般教養・通称パンキョーの講義【意思決定の授業】を凝縮したものなんだよね。京大に入ることは(学力的に)叶わなくても、講義のエッセンスを味わうことができるなんて*ありがたい世の中だよね;笑 一冊、あっという間に読んで、ちょっぴり京大生の気分だったよ♡

武器としての決断思考/瀧本哲史

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