聞く力−心を開く35のヒント♡

何事も【自然体】って大切だよなぁと思う今日この頃。わたし【自然体】でいることがものすごく苦手で。ついつい構えてしまう。（昔っから、何でも【演技】と思ってきたから！笑）

でも、最近、お仕事をしていてよくやり取りする取引先の方と、ひょんな事から年齢の話になって「えっ？！同い年なんですかー？！」ってビックリされ、そこから一歩踏み込んだ話が出来るようになった。

要は、相手は少し上だと思って構えていたようで、そんな相手の態度を受けて、わたしも無意識に構えていた部分があって、深い話が出来ていなかったんだけれど‥これキッカケに関係が改善されたんだよね♥
嬉しかったことの一つ。

そんなこともあって、やっぱり等身大で人と接することの大事さをつくづく感じていたんだけれど、阿川佐和子さんの【聞く力−心を開く35のヒント】を読んで、同じようなことが書かれていて、確信を深めたんだ♡

この本、すごく読み易くて為になる！

インタビュアーとして、キャリアを積まれてきた阿川さん。インタビューなんて普段の生活でそうそうするものでもないけれど、日常のコミュニケーション…人と会話をするのだって、インタビューみたいなものだもんね*
そのわかりやすい言葉でインタビューというより、【会話のヒント】となるようなことを沢山散りばめてくれたなぁ、と読んでいて感じた。

インタビューって、聞きたいことをあらかじめ準備してまとめておいて、筋書きどおりに淡々と質問を重ねていくものだと思っていたから、「日常には必要ないんじゃ？」「インタビューをすることをお仕事として持っている人向けの本なの？」なんて思っていたけど、どうやらそうじゃないらしい。
もちろん、準備は重要だけれど、それ以上に真摯に相手に向き合って、会話の流れを意識しながら【聴くこと】、そして【自分の想いを伝えること】。
それがインタビューする時には大切なこと、と言われると「なんだ対話じゃない！」って。
一気に自分の事として捉えて読めるようになる。人とコミュニケーションを取るときに大切なことなんだ、って改めて気づかせられるポイントばかり。

わからないことは、背伸びをせずに突っ込んで聞いてみる。等身大の自分で、相手に向き合うことが、相手の心を開かせる一番のコツなんだなぁ…。

お友だちとのお喋りであれば、ある程度の関係が出来ているから必要ないのかもしれないけれど、初めてお会いする方や、お仕事のお付き合いの方とのコミュニケーションでは活かせる事がたくさん。

うーん、勉強になる！

以前、秘書をしていた時のボスが、ある時言われていたこと。

周囲の人から愛されるには、まず自分がオープンであるべし。

なるほど、この事か。オープンに等身大であることの大切さ。
このボスは、役職としてはとーっても偉い重役につかれているんだけれど、【お偉いさん】という感じが、ちっともなくて、部下からも、取引先の方達からも、さらに上の先輩方達からも、不思議とウケのよい方。
わたしも大好きなボス♡
そんなボスの【愛されるヒケツ】が知りたくて、伺った時に言われたのがこの言葉だったのだけれど、納得！だったのでした。

忘れないように、毎日意識しながら仕事しよう♥

聞く力―心をひらく35のヒント/阿川佐和子