2011/06/18

名和晃平 シンセンス♡

東京は、いいな!ってすごく思う。まず美術館がたくさんある。国立新美術館、東京都現代美術館、原美術館、森美術館・・・どれもこれも、雑誌などで特集されて「行ってみたい♡」って思っていたもの。そして、気になる美術展もたくさんある。東京へ行く機会が
増えてからというもの、ここぞとばかりに気になる美術館へ足を運んで、目の保養をしてるんだ♡ラッキー!

さぁ、今回はどんな素敵なものに出逢えるかな??ということで、今回はMOT-東京都現代美術館で6月8日から始まった【名和晃平-シンセンス】展へ♬見たかったので、yへいくんを誘って。yへいくん~ありがとう~♪

名和さんといえば、鹿!

気泡のようなものに覆われた鹿の剥製はあまりにもインパクトが強くって、「名和晃平」は知らなくてもあの鹿はどこかで観たことがある方もいるんじゃないかなぁ?・・わたしもそんな一人だったのだけれど。透明で、キラキラしていて、すごくインパクトがある。きれい。あの【BEADS】に惹かれて、この【シンセンス】展に行きたいと思ったんだ!

企画展示室を使った個展で様々なシリーズごとに設けられている作品の一つひとつにキャプションはついていない。まずはそれに驚き。観る人が一つ一つ、それは何から作られているのか、何が表現されているのか、そこに込められた思いは何なのか、そういったことを自問自答しながら観て歩くことになるのね。そして、名和さんの作品はどれも「これって何なんだろう?」一見すると何かわからないんだよね*素材も。テーマも。それだけに想像力フル回転ですっごく面白い。

どこかのお母さんが、小さな女の子を連れて訪れていたんだ。その女の子は、ひと目作品をみて、「っわぁ・・・!」と声にならない声をあげ作品に駆け寄り、しげしげといつまでも飽き足らず眺めていたよ。その場面がとっても、とっても印象に残って、何だか、アートってこれでいいんだろうな とそんな風に思えた瞬間だった。

説明なんかいらない 知識もいらない

目に入った瞬間の、その印象で「すごい」「怖い」「きれい」そんな簡単な言葉を並べて自分自身の感覚を大切にすること。それだけでいいんだろうな。
わたし自身も、子どもに返ったように無邪気な気持ちで楽しんできたよ。

ものすごく大きな像視覚を狂わせるほどの色の洪水。長い時間を「視る」ことに費やしてしまう箱。ひとつひとつの作品に、もう圧倒されてばかりだったけれど、それだけに「いつまでもいたい」「何度でもみたい」そんな気持ちにさせられた。

出口に解説が置いてあって、二巡目はそちらを見ながら、という趣向。美的感覚や好奇心、そういったものにビリビリと刺激を受けた
素敵な展覧会だった!大人はもちろん、ちいさな子どもも楽しめると思うのでオススメです*

東京都現代美術館も素敵な建物で、思った以上に人が少なくて*(東京の割には;笑)お気に入りの場所になりそう。また行きたいな♡

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