わたし【一人で映画】も全然平気なタイプなんだけれど、何だかこれだけは1人で観られる気がしなくて・・・東野さんの【加賀恭一郎シリーズ】は何冊か小説を読んだことがあるけれど、ラストがものすごく切ないイメージ。推理小説なので人の生き死にもあるんだけれど、それ以上に人のあさましさだったり、気持ちの行き違いだったり、人ってなんだろう…って、暫く悶々と考えてしまうような;笑 だから、今回は、かれを引き連れて!
【麒麟の翼】も途中から、涙無くしては観られないようになった。一番の泣きどころでは、会場全体から鼻をすする音がさざなみのように;笑 それもそのはず、本当は誰も死なずに済んだのに‥些細なボタンのかけ違いから起こる悲劇が、この映画のストーリーだよ。。
まだ観られていない方も沢山だろうし、これから!と楽しみにしている人も多いだろうから、詳細は省くけれど。大切なのは一握りの勇気だね。信念に従って、ひとこと発すること。ささやかでもアクションを起こすこと。それが出来ずに「まぁいいか」。この慢心が、後に雪だるま式に膨らんで、大きな借金として目の前に立ちはだかるのね。
余りにも感銘をうけたので、わたしたち二人、興奮して「翼のある麒麟像を観に行こう!」と映画館を出た足で、日本橋へ向かったよ♥笑 思い立ったら吉日、だからね。有楽町から近かったということもあったし、本当に心をわしづかみされた高揚感もあって。
すっかり日の落ちた、日本橋。ロケ地には、わたしたち以外にも訪れて写真を撮る人影。やっぱりみんな発想は一緒だね;笑
記念に写真を撮ろうとしたら、ふと、見つけた。
これ。白い折り鶴。ご存知の方もいるかな?このストーリーのカギ。誰かが置いたのかしら。
今まで目もとめなかったモノクロの景色が、この作品によって意味づけられて、一気に色づいていく。この麒麟の像にも、そしてこの道・日本橋にも、わたしの知らなかった想いや願いがこめられているものなんだなぁって。ここだけじゃなくて、きっと日本全国至るところに、いろんな形で意味があるんだろうな。【麒麟の翼】を観てから、この場所にに来たことで日頃、狭いせまい視野の中で生きてたんだといきなり気がついた。気がつかされた。きちんと目を開いて、ひとつひとつを知れば、いたるところが素晴らしい。あちこちに転がっている素敵な"意味"を受け取れるような心の余裕と、好奇心のアンテナをいつも持っていたいなー。
映画を観終わったので、原作も読んでみよう*
麒麟の翼/東野圭吾 |
やっほう!
返信削除これ私も予告見てちょっと気になってたの。
ただのサスペンスかと思ってたんだけど、泣けちゃうのね?
そっかー、ますます見たくなっちゃった!
でも東野さんの作品って、なんか人間の不条理というかそういう葛藤みたいなのを描いたのが多いから、考えさせられるんだよね。
近いうち見に行ってみる!
私は彼をつれてけないから(連れてってもわかんないからかわいそう。笑)、ひとり映画してくる!
ただのサスペンスじゃなかったよ~!!本当に人間ドラマ。
削除ぜひ観に行ってみてね!
amuちゃんの言うとおり、東野さんの作品は不条理を描いていて、
読み終わった後も悶々と。。。
そっか、彼はわかんないよね;;;英語字幕とかがあればいいのにね><
ひとり時間も楽しいけれど♪♪笑