2011/12/05

オンナ♡

同世代女性として、圧倒的に共感するのがLilyさん。わたしより、学年一つ上の、作家さん。大好きで、出してる作品は多分ほとんど持ってる。特に、【オトコシリーズ】と呼ばれるエッセイがすっごく好きで。もう何回も読み返しては「うんうんうん!わかる!」「ああー!そうなんだよね!」って共感の嵐。首ブンブン縦に振りまくってる;笑
今回読んだのは、そのLilyさんの最新作のうち【オンナ】っていう、タイトルどおり、女性を題材にした短篇集。ちょっと大変なことになってる、でもどこか自分も似たところを持った女の子達が、沢山出てくるの。
エッセイほぼ読んでるわたしとしては、きっと今回の題材も、自分の体験、周囲の女友達の体験、そしてきっと何百時間もかけてきた“ガールズトーク“がベースになっているんだろうな、ってそんな風に思う。
わたしもあったよ、「早くオトナになりたい」とかね。
やっぱり“オンナ“でいることは、すっごいめんどうくさい。いつも誰かと、闘ってる。わたしの方が○○。あの子の方が××。見えない誰かと闘ってる。多分、それは、自分の中の“女性性“。自分自身との闘いなのかもね。
すごくオトコっぽい、というか、「あの子、オンナ捨ててるよね~」位言われちゃうような子って、クラスや職場に一人はいるものだけど、そういう子ほど、オンナなんだよね。中味が。料理が出来る、とかハンカチとソーイングセットをいつも持ってる、とか、ピンクが好き、とかそういう“オンナらしさ“じゃなくて、もっと肚の中がオンナというか。自分に対しても、周囲の女の子に対してもドロッとした感情を持っている、そういうとこ。
そんなことを思いながら、アチコチで「うんうん」と頷いて読んだ。
でもね、ここだけの話。わたしはLilyさんはエッセイのが好きだ。小説よりも。というわけで、【オトコの左手、薬指】に期待♡♡


オンナ/Lily

0 件のコメント:

コメントを投稿