なぜかと聞かれても、上手い答えは見つからないのだけれど、なんというかまぁ、照れくさいというか…ハッピーエンドになんてなってしまうのを見ると、こんなに上手くいくわけない!と反感(僻みともいいますね;;)を持つというか。。
逆に悲しい結末の物語だったりすると、感情移入が激しすぎて、疲れてしまうというか。
【恋愛】に対して、マジメに向き合えない…中学生のようなもの?こういうのを中2病って言うの?笑;;;
※中2病、調べてみました。笑
中二病(ちゅうにびょう)とは、思春期の少年少女にありがちな自意識過剰やコンプレックスから発する一部の言動傾向を小児病とからめ揶揄した俗語である。伊集院光がラジオ番組『伊集院光のUP'S 深夜の馬鹿力』の中で用いたのが最初と言われている。伊集院光さんが元ネタなんだね・・・勉強になりました;笑
三浦しをんさんは大好きな作家さんで、特にエッセイが抱腹絶倒、大好きなんだけれど、そんなわけでなかなか手がのびなかった【きみはポラリス】。だって、恋愛モノでしょー、ちょっとねー。と思ってたから。
書店では結構平積みされていたりでおススメ度合いが高いよね。帯に書かれているのは、
【最強の恋愛小説集】。
というわけで、手に取るまで逡巡したのだけれど、ある日【何が読みたいかわからない病】(たまに発症する)にかかった時に、思い切ってサクッと購入。サクッと読破。
当たり前のことなのかもしれないけれど、【普通の恋愛】ってない。誰にとっても、恋愛はトクベツなものなのかもしれないし、同じものは二つとないんだけれど、この【きみはポラリス】でとりあげられるのは、三角関係、同性愛、禁断の愛・・・。
あまりにも、日ごろの自分とはかけ離れていて、それでいてものすごく共感できる【しあわせな気持ち】や【切なさ】【苦しさ】。
人と人(【きみはポラリス】の場合、人と限定は出来ないのだけれど)との結びつきというか、関係として全く同じことってあり得ないのだけれど、誰かを心から大切に思った時に感じる気持ちには共通性があるんだなぁ、ってぼんやりと考えた。
そうそう。この感情の起伏、知っている感覚。
【どうして恋に落ちたとき、ひとはそれを恋だとちゃんと把握できるのだろう。】確かに不思議だった。どうして【この人が好き】だとわかるのか。どうしてそれが【恋だ】ってわかるのか。
照れくさい、なんて逃げられなかった。共感するし、感覚としてわかる部分がたくさんあっても、感情移入して疲れるようなことなんてなかった。
その辺りのバランスが絶妙過ぎて、「ううん、さすがしをんさん。」。個人的には、【永遠に完成しない二通の手紙】、そして【永遠につづく手紙の最初の一文】は特に楽しめたな♡これはきっと、しをんさんの仕事というよりは、趣味の域;笑
その理由が知りたければ、【きみはポラリス】、ならびにしをんさんのエッセイ集をお読みください*
きみはポラリス/三浦しをん |
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