前にも書いたけれど、散々逡巡し、自分をちょっと折った上で手に取った、【図書館戦争】。
読み始めたら、人気が出るのも頷けるくらいエンターテイメントとして完成されていて、納得の面白さだった。
あんまり面白いから、シリーズ6巻を一週間で読み切るくらいにはハマってしまって、ああ、わたしも結局は俗物だわーって思ったり;笑
シリーズの魅力、これから1冊ずつ暑苦しいくらいに語らせてもらいます!笑
というわけで、【図書館戦争】。すべてを読み終わった今だからこそ、改めてこの作品が良く出来ていたと思わせる*
読み始めたら、人気が出るのも頷けるくらいエンターテイメントとして完成されていて、納得の面白さだった。
あんまり面白いから、シリーズ6巻を一週間で読み切るくらいにはハマってしまって、ああ、わたしも結局は俗物だわーって思ったり;笑
シリーズの魅力、これから1冊ずつ暑苦しいくらいに語らせてもらいます!笑
有川浩さんのご主人が図書館で見つけてきた宣言から端を発して出来上がったストーリー。検閲と闘いながら図書館の自治と本を護る【図書隊】の中で起きるラブコメディ。
こうして文字にしてみても、yちんやmりりんに説明をする時にも思ったけれど、なんて奇想天外な設定なんだろう!
でもね、読みはじめると、この奇妙な世界が自然に感じられて、入り込めるんだよ。これは有川さんの筆力あってのことだよね*
基本のストーリーラインはラブコメディなので、ことごとく【ベタ甘】♥♥笑
【りぼん】等が大好きだった人は絶対に大喜びであろう少女マンガの王道的な展開に、わたしも何度となく太もも叩いて「キャーーーー♡♡♡」って大騒ぎ(一人で。この辺アブなかった)。
これは、残念ながら電車で読むには適さないよ。ハーゲンダッツ3つ分くらいの激甘っぷりに、ニヤけてしまうこと必須だから。わたしは必死で下を向いて、奥歯噛み締めて耐えるしかなかったし。。。
そこに、圧倒的に現実味の感じられる【メディア良化法】を取り巻く、図書隊とメディア良化委員会との激しい攻防が絡んで・・・ただのラブコメでも、ただのアクションでもないところが物語の奥行きや厚みを増しているな、と真面目に考えてみたり。
巻末のあとがきに書かれているけれど、「こんな世の中になったらイヤだなー」と思わずにはいられない世界観は、本好きも映画好きもTV好きも漫画好きも、【メディア】という枠にくくれるものが好きな人ならば誰でも共感できるはず。1人でも多くの人が「うっかりしてると、気がついた時にはこんなイヤな世の中になりかねない、だからちゃんと、自分の頭で一つ一つの意味を考えて。」自戒の意味も込めて、強く思ったよ。
とにかく、第一作目のこの作品の引き込み方はハンパない!ベタ甘ラブストーリーで惹きつけながら、しっかり作品の世界に取り込まれていくのね*
最初は、法制度の説明などなど、ちょっと難しい用語が並んだりで、瞬間的に断念したくなることがあるんだけれど、グッと我慢して!そのポイントを超えると、あとは一気に【別冊 図書館戦争Ⅱ】までアナタをお連れします、、、、♡という感じ!
図書館戦争/有川浩 |
※2013年、実写で映画化されるらしいね??堂上教官はなんと!岡田准一くんだとか・・・♡目をハートにして待ってます♡
そして、アニメ映画化の【図書館戦争 革命のつばさ】・・・関西圏での公開は2012年9月現在ナシ;;;どこかで観られないものだろうか。。。
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