今月もまた、おばあちゃんへ葉書を出した。毎月のお便り。
なにせ葉書に、おばあちゃんの老眼でも見えるくらいの文字の大きさで書くのだから、そこまで内容は多くないけれど、それでも、これはここ数年、毎月欠かしたことのない習慣になってる。
帰省をした直後だから【会えて、元気そうな顔が見られて良かった。】
季節の変わり目には【寒暖の差が激しいから、体調には余計に気を配って。】2週間に一度、図書館へ行き、本を借りては読んでいるというので【最近は何を読んだ?お薦めは?】
返事は返ってくることもあれば、わたしが追い越して次の葉書を出すこともある。
毎回、【貴女はまだまだいろんなことが、できる可能性がある。羨ましい。】と返ってくる。
そうだなぁ、と素直に思う。
おばあちゃんは85歳で、膝が悪く、杖をつけば歩くことは出来ても、もう一人で自由に遠出をすることは出来ない。
若い頃に夫(わたしのハハの父親)を亡くし、女の細腕一つで娘ふたりを育てあげた、まさにワーキングマザーのはしりだからこそ、今の自由がきかなくなってきた自分に口惜しい気持を持っていることが、口ぶり(筆ぶり?)から伝わってくる。
そんなおばあちゃんに対して、今のわたしがしてあげられることと言えば、少しでも多く接点をもつこと。話をすること。見に行けない様々のことを、おすそ分けしてあげること。なにせ葉書に、おばあちゃんの老眼でも見えるくらいの文字の大きさで書くのだから、そこまで内容は多くないけれど、それでも、これはここ数年、毎月欠かしたことのない習慣になってる。
帰省をした直後だから【会えて、元気そうな顔が見られて良かった。】
季節の変わり目には【寒暖の差が激しいから、体調には余計に気を配って。】2週間に一度、図書館へ行き、本を借りては読んでいるというので【最近は何を読んだ?お薦めは?】
返事は返ってくることもあれば、わたしが追い越して次の葉書を出すこともある。
毎回、【貴女はまだまだいろんなことが、できる可能性がある。羨ましい。】と返ってくる。
そうだなぁ、と素直に思う。
若い頃に夫(わたしのハハの父親)を亡くし、女の細腕一つで娘ふたりを育てあげた、まさにワーキングマザーのはしりだからこそ、今の自由がきかなくなってきた自分に口惜しい気持を持っていることが、口ぶり(筆ぶり?)から伝わってくる。
絵葉書は、訪れた美術館でみた名作と言われるものにしてみたり。読んだ本の感想を伝えたり。旅行の話、結婚の話、仕事の話。
少しでも多く、おばあちゃんの目の代わり、耳の代わり、足の代わりになること。
そんな風に、日々考えながら、筆をとる。
どれだけメールや通信手段や写真が発達しても、手紙にするのは、そこに少しでも【熱】を加えたいから。 何かを、わたしの触れた温度も一緒に込めて伝えるには、手紙が一番のような気がしてる。
わたしが出来ること、可能性の10分の1でも100分の1でもおばあちゃんに伝えたい、って書きながらいつも思っているよ。
おばあちゃん子のつぶやき。。。